
まどかを支えていくことが、自分の支えになるという泪 | 生者の行進 最終話(最終回)より引用
- 生者の行進 最終話(最終回)ネタバレストーリー・あらすじ
- 生者の行進 最終話(最終回)ネタバレ感想・考察まとめ
- 生者の行進 概要
- 生者の行進 登場キャラクター
- 生者の行進を連載している無料マンガアプリ『少年ジャンプ+』について
生者の行進 最終話(最終回)ネタバレストーリー・あらすじ
瞬は女性の膝枕で目を覚ます。
手を握るのは母親かと思うが違う女だった。
女は笑うと握った瞬の手を引きちぎる。
そして、四肢をバラバラにされる。

自分が始末した女の霊に取り憑かれる瞬 | 生者の行進 最終話(最終回)より引用
悪夢を見たと思って飛び起きると横で女性がおはようといい、ハサミで耳などを切断してくる。
東雲は銃を構えて、現場にやってくる。
泪と浩二、まどかは無事だ。
泪は、まどかと浩二を早く病院へと救護班を呼ぶという。それで犯人はどこにというと、いうまでもなく一人座っている者を発見する東雲。

霊に憑かれて心神喪失状態の瞬 | 生者の行進 最終話(最終回)より引用
瞬は、座っているだけで涙と涎を垂れ流しながら、嗚咽を漏らしていた。
状況が飲み込めない東雲。泪はおそらくこれまで自分が手にかけてきた女性たちの魂によって永遠の地獄の中に閉じ込められたのだろうという。
二年後。
高校の卒業式の翌日。
泪はまどかの家を訪れていた。母親は階段の下からまどかを呼ぶも返事がない。母親は起きていると思うからと泪に謝る。
泪は階段を登り、ドアをノックする。部屋の中から入っていいと声が聞え入ると、パジャマ姿のまどかがベッドの上に座っていた。
泪は、今日いけるかと聞く。無理そうなら一人で行くからというと、行くと応えてのっそりと起き上がって着替えの服を選ぶまどか。
着替えるからリビングで待っててというと泪はわかったと離れようとする。その時、持っていた花束がまどかの体に触れる。

カラダに触れられただけで事件の恐怖体験が甦って動悸が激しくなるまどか | 生者の行進 最終話(最終回)より引用
まどかはその衝撃で、瞬のときの恐怖体験が甦り、カラダが拒絶反応をする。動悸が激しくなり、胸を抑えるまどか。
大丈夫だからごめんと謝るまどか。泪は大丈夫はずだと判っているのに誤る。
泪は、腰を落として、まどかが生きていてくれるだけで嬉しいと言葉をかける。
失われたトモキの命が大切な人を守ってくれた。まどかはその証だという。まどかが元の生活に戻れるまであと何年かかっても、もしかしたら一生触れられないとしてもまどかを支えていくことが自分の支えになるという。
だからもう泣かないでとハンカチを渡す泪。
泪に感謝して、一生類に触れられないなんて嫌だから頑張るという。
瞬は、拘置所内で亡くなったことをニュースで報道する。瞬は事件当時、まだ未成年であり、逮捕時には心神喪失状態であったにも関わらず、自宅より押収された証拠品から犯行当時には責任能力があったと認められ、極めて残忍な犯行と結論に至り…。
自宅から白骨化した母親の遺体の一部が発見されたことからもその異常性が話題となった。
幽霊となった瞬は、母親と父親に連れて行かれる。
泪は、墓に来ていた。
まどかは、泪にクッキーを渡す。トモキが昔美味しいと食べてくれたクッキー。昨日焼いたという。ありがとうという泪。木の上にトモキの生き霊が見える。
生者の行進 最終話(最終回)ネタバレ感想・考察まとめ
トモキは、泪の生き霊じゃなかったっけ。省吾の見解は間違っていて、あれはトモキの霊なのか。
唇お化けも、女の霊も旬の父親と母親だったのか。

まどかを悩ませた霊は瞬の父親と母親の霊だった | 生者の行進 最終話(最終回)より引用
高校卒業式の翌日に花束持ってまどかを何処に連れ出すのかと思ったら、トモキの命日なのか。
少年ジャンプ+『生者の行進』を読んで。
生者の行進 概要
「その唇を見た瞬間?僕は心臓が止まりそうになった。」第2回連載グランプリ獲得作品が満を持して連載化!日常に這い寄る混沌…!本能を刺激する新進気鋭のホラーサスペンス!!
生者の行進 登場キャラクター
吉川泪(よしかわるい)
霊が見える少年。
小栗美弥(おぐりみや)
狂気を感じる霊に取り憑かれていた女子高校生。
高岡まどか(たかおかまどか)
吉川泪(よしかわるい)の幼馴染。
吉川トモキ(よしかわともき)
吉川泪(よしかわるい)の弟。幼い頃に交通事故で亡くなり、霊となって吉川泪(よしかわるい)の傍にいる。
東雲(しののめ)
捜査一課の刑事。
高岡浩二(たかおかこうじ)
高岡まどかの兄で昔、吉川泪(よしかわるい)をいじめていたグループのリーダーだった。
神原省吾(かんばらしょうご)
除霊能力を持つ高校一年生。
水戸則夫(みとのりお)
まどかの兄・浩二の友人。
神原小夜子
省吾の母。
佐倉はるか
省吾のクラスメート。
吉川紅葉
泪の母親。
鮫島瞬
浩二の友人。犯人。
生者の行進を連載している無料マンガアプリ『少年ジャンプ+』について
『ジャンプLIVE』を前身とし、「ジャンプBOOKストア!」のウェブ機能を吸収してリリースした「マンガ雑誌アプリ」。現役のWJ読者である中高生に加え、「ジャンプ卒業組」の20 – 30代を読者層として想定している。また、pixiv・ニコニコ動画などのユーザーで紙媒体を読まない層を取り込みたいとしている。毎週月曜朝に本誌を買い、そのあとの1週間は無料マンガで楽しむ、という使われ方を目指している。